社交ダンス競技会のジャッジは誰でもなれるわけではない
社交ダンス競技会のジャッジは、誰でも担当できるわけではありません。 各団体で定められた資格や研修があり、公認審判員・公認審査員として認められた人が審査を行います。 つまり、競技会のジャッジは、競技経験や指導経験、資格などを持った人が担当しています。 単に「ダンスを知っている人」が座っているわけではありません。EJBDFのジャッジは基本的にプロ教師
EJBDF(東部日本ボールルームダンス連盟)の審査員は、プロ教師です。 競技経験が豊富な先生が多く、元A級・SA級選手、元全日本ファイナリスト、元チャンピオンの先生が審査員として入ることもあります。 私が出場している一般級のC級戦では、7人審査が多い印象です。 シニア戦では5人審査、大きな大会や選手権では9人審査になることもあります。JDSFのジャッジはアマチュア審判員もいる
JDSFには公認審判員制度があります。 アマチュア審判員もいるため、EJBDFとは少し雰囲気が違います。 ただし、東京近郊のJDSF競技会では、PD(Professional Division)のプロ審判員が多く入っている大会もあります。 そのため、「JDSFはアマチュア審判員だけ」と考えるのは少し違います。 JDSFでは、A級戦は7人審査。 B級~D級戦は大会によって5人審査の場合も7人審査の場合もあります。 シニア戦では5人審査が多い印象です。審査員の人数は大会によって違う
競技会では、複数のジャッジで審査が行われます。 ただし、人数は団体や大会、競技区分によって違います。- EJBDF一般級C級戦:7人審査が多い
- EJBDFシニア戦:5人審査
- EJBDFの大きな大会:9人審査の場合もある
- JDSF A級戦:7人審査
- JDSF B級~D級戦:5人または7人の場合がある
- JDSFシニア戦:5人審査が多い
人数だけでなく、審査員の経験も大切
選手として感じるのは、審査員の人数だけではなく、どんな経歴の人が審査しているかも大切だということです。 元トップ選手、長年指導している先生、競技会を長く見てきた先生など、審査員にはそれぞれ経験があります。 競技会のプログラムを見ると、「この先生が審査しているんだ」と驚くこともあります。 特にEJBDFでは、プロ教師や元トップ選手が審査に入っていることが多く、審査員の顔ぶれを見るだけでも勉強になります。ジャッジが1組を見る時間は意外と短い
競技会で踊っている時間は長く感じますが、ジャッジが1組をしっかり見られる時間は意外と短いです。 私の感覚では、1組あたり約1分10秒~1分30秒くらいです。 踊っている時間はそれなりにありますが、フロアには多くの選手がいるため、ジャッジが1組だけをずっと見ているわけではありません。 だからこそ、最初の印象がとても大切です。審査はフロアに入った瞬間から始まっている
競技会の審査は、音楽が鳴ってから始まるわけではありません。 ジャッジは、選手がフロアに入ってくるところから見ています。 入場の仕方、立ち方、姿勢、パートナーとの距離感、ホールドを組むまでの動き。 こうした部分からも、そのカップルのレベルはある程度伝わります。 経験豊富なジャッジは、しぐさや立ち方を見ただけで、その選手がどのくらい踊れるかを感じ取ることがあります。 もちろん、それだけで結果が決まるわけではありません。 実際の踊りを見て最終的に評価されます。 しかし、姿勢や立ち方、歩き方、ホールドの作り方は、そのカップルの実力を表す大切な要素です。フロアを出るまでが審査
音楽が終わった後も、完全に気を抜くべきではありません。 踊り終わった後の態度、パートナーへの対応、フロアを出るまでの振る舞いも、周りから見られています。 競技会は、音楽が鳴っている間だけが勝負ではありません。 フロアに入った瞬間から、フロアを出るまでが競技です。知り合いの先生がいると有利なのか
競技会に出ていると、「知っている先生が審査員にいると有利なのでは?」と思う人もいるかもしれません。 私自身の経験では、知り合いの先生がいても上がれない時は普通にあります。 逆に、予想以上に良い結果になることもあります。 競技会は複数の審査員で審査されるため、最終的には全体の評価で結果が決まります。 1人の好みだけで順位が決まるわけではありません。まとめ
社交ダンス競技会のジャッジは、資格や研修を受けた公認の審判員・審査員です。 EJBDFではプロ教師が審査員を務め、JDSFでは公認審判員制度のもと、アマチュア審判員やPDのプロ審判員が審査に入ります。 審査員の人数は大会によって違い、5人・7人・9人などさまざまです。 ただし、人数だけでなく、どんな経験を持った審査員が見ているかも大切です。 そして、競技会で大切なのは踊っている時間だけではありません。 フロアに入るところから、立ち方、ホールド、第一歩、踊り終わった後の振る舞い、フロアを出るところまで。 すべてが審査につながっていると私は感じています。 競技会は、音楽が鳴ってから始まるのではありません。 フロアに入った瞬間から始まり、フロアを出るまでが競技です。▼ 社交ダンス競技会に必要なアイテムはこちら
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競技団体の違いや競技会にかかる費用など、 実際に競技会へ出場している経験をもとに詳しく解説しています。
今回の動画
参照元:FINAL | WDSF Open Rising Stars Standard | Mallorca Dance Festival 2026 DanceSportTotal
参照元:The Open Worlds Blackpool 2026 | Final | Professional Latin Dancesportonline
