社交ダンスの競技会主催団体とは?では競技団体ついて説明いたしました、社交ダンスの競技会での各級維持法 | JDSF日本ダンススポーツ連盟編 JDSF(日本ダンススポーツ連盟)では各級の維持法を説明致しました、今回はEJBDF一般社団法人東部日本ボールルームダンス連盟の各級(アマ、プロ)の各級維持法を説明いたします。
EJBDF 一般社団法人東部日本ボールルームダンス連盟 各級維持方法
EJBDF東部日本ボールルームダンス連盟 級を維持するには?
アマチュア昇級規定
A級に昇級
- B級競技会で前期・後期それぞれ決勝(1~6 位)に 1 回ずつ入賞したとき。
- B級競技会で前期・後期いずれかで決勝(1~6 位)に入賞し、選手権で決勝に入賞したとき。もしくは準決勝に 2 回入賞したとき。
A級を維持
- 選手権で準決勝に 1 回入賞したとき。
B級に昇級
- C級競技会で決勝(1~6 位)に入賞したとき
- C級競技会で準決勝に 2 回入賞したとき。
- 上位級競技会で準決勝に 1 回入賞したとき。
B級を維持
- B級競技会及び上位級競技会で最終予選に1回進出。
C級に昇級
- スタンダード、D級競技会で決勝(1~6 位)に 1 回入賞したとき。
- スタンダード、上位級競技会で決勝(1~6 位)に 1 回入賞したとき。
- スタンダード、D級競技会で出場組数が 251 組を越える場合、準決勝に 1 回入賞したとき。
- ラテン、D級競技会はノービスの昇降規定に準じる。
- ラテン、上位級競技会で決勝(1~6 位)に1回入賞したとき。
C級を維持
- C級競技会及び上位級競技会で一次予選を 1 回通過。
- C級競技会及び上位級競技会に 4 回出場。
D級に昇級
- ノービス昇級規定に準じる。
D級を維持
- D級競技会で一次予選を 2 回通過。
- D級競技会に 5 回出場。
E級・F級に昇級
- ノービス昇級規定に準じる。
E級・F級を維持
- E 級競技会(F級競技会)に 1 回と E 級競技会(F級競技会)及び上位級競技会の組み合わせで最低 2 回以上出場。
アマチュア昇級規定
アマチュア昇級規定 | ||
---|---|---|
級 | 摘要事項 | 昇 級 時 期 |
A級←B級 | (1) B級競技会で前期・後期それぞれ決勝(1~6 位)に 1 回ずつ入賞したとき。 | 年度末 |
(2) B級競技会で前期・後期いずれかで決勝(1~6 位)に入賞し、選手権で決勝に入賞したとき、もしくは準決勝に 2 回入賞したとき。 | ||
B級←C級 | (1) C級競技会で決勝(1~6 位)に入賞したとき。 | 年度末 |
(2) C級競技会で準決勝に 2 回入賞したとき。 | ||
(3) 上位級競技会で準決勝に 1 回入賞したとき。 | ||
C級←D級 | (1) スタンダード、D級競技会で決勝(1~6 位)に 1 回入賞したとき。 | 即 日 |
(2) スタンダード、上位級競技会で決勝(1~6 位)に 1 回入賞したとき。 | ||
(3) スタンダード、D級競技会で出場組数が 251 組を越える場合、準決勝に 1 回入賞したとき。 | ||
(4) ラテン、D級競技会はノービスの昇降規定に準じる。 | ||
(5) ラテン、上位級競技会で決勝(1~6 位)に1回入賞したとき。 | ||
(6) D級競技会で準決勝に 2 回入賞したとき。 | 年度末 | |
(7) ラテン、上位級競技会で準決勝に 1 回入賞したとき。 | ||
D級←E級 | (1) ノービス昇級規定に準じる。 | 即 日 |
E級←F級 | (1) ノービス昇級規定に準じる。 | 即 日 |
特別昇級 | (1) C級以下の選手が自己級競技会において昇級資格を取得した上で、上位級競技会に出場し優秀な成績をおさめたときは理事会の審議により二階級以上昇級させる場合がある。 | 年度末 |
ノービス、及びアマE.F昇級規定
ノービス、及びアマE.F昇級規定 | ||
---|---|---|
出場組数 | 成 績 | 昇級組数 |
3組 ~ 10組 | 1位 ~ 2位 | 2組 |
11組 ~ 20組 | 1位 ~ 3位 | 3組 |
21組 ~ 30組 | 1位 ~ 4位 | 4組 |
31組 ~ 40組 | 1位 ~ 5位 | 5組 |
41組 ~ 50組 | 1位 ~ 6位 | 6組 |
51組 ~ 60組 | 1位 ~ 7位 | 7組 |
61組 ~ 70組 | 1位 ~ 8位 | 8組 |
71組 ~ 80組 | 1位 ~ 9位 | 9組 |
81組 ~ 90組 | 1位 ~ 10位 | 10組 |
91組 ~ 100組 | 1位 ~ 11位 | 11組 |
101組 ~ 240組 | 1位 ~ 準決勝 | 準決勝組 |
241組 ~ | 1位 ~ 準々決勝 | 準々決勝組 |
ノービス、及びアマE.F昇級は、出場組数が申込み時点で3組以上で成立する。
シニア競技会、グランドシニア競技会のポイント昇級規定
A級に昇級
- 15ポイント
A級を維持
- 選手権で準決勝に 1 回入賞。
B級に昇級
- 11ポイント
B級を維持
- B級競技会及び上位級競技会で一次予選を2 回通過。またはB級競技会及び上位級競技会で最終予選に1回。
C級に昇級
- 8ポイント
C級を維持
- C級競技会及び上位級競技会で一次予選を 1 回通過。またはC級競技会び上位級競技会に 2回出場しなかったとき。
D級に昇級
- 3~60組出場:6位入賞、61組以上出場:準決勝入賞。
- ノービス選手→ポイント付与なし但し、同日行なわれるノービス・D級(S・GS)共に出場しノービス競技会で昇級しD級競技会でポイント付与される成績を納めた場合は、ポイント付与となる。ノービス昇級規定に準じる。
D級を維持:
- D級競技会で一次予選を 2 回通過。
- D級競技会に 5 回出場。
- D級競技会及び上位級競技会で一次予選を 1 回通過しなかったとき。またはD級競技会に 2 回出場しなかったとき。
- D級以上の昇級に必要な得点は下記の通りとする。ノービス級はアマ規定に準じる。
- 各級共1競技年度自己クラスに1回以上出場し、昇級に必要な得点を獲得した選手が昇級する。
シニア昇級ポイント | |||
---|---|---|---|
D級 | → | C級 | 8ポイント |
C級 | → | B級 | 11ポイント |
B級 | → | A級 | 15ポイント |
※ 出場組数に対する入賞選手の獲得点数。
出場組数に対する入賞選手の獲得点数 | |||||||
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出場組数 | 1 位 | 2 位 | 3 位 | 4 位 | 5 位 | 6 位 | 準決勝 |
1-10 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 2 | |
11-20 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | |
21-30 | 9 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | |
31-40 | 11 | 9 | 7 | 6 | 5 | 4 | 1 |
41-60 | 13 | 11 | 9 | 7 | 6 | 5 | 3 |
61-80以上 | 15 | 13 | 11 | 9 | 7 | 6 | 4 |
自己級及び上級競技会での得点を合計して昇級が決定される。
全日本選手権の得点数は80組以上の得点とする。
※シニア、グランドシニア、ノービス級選手がシニア、グランドシニアD級競技会に出場した場合の昇級。
3~60組出場:6位入賞、61組以上出場:準決勝入賞。
上記の規定は競技参加組数であり、申し込み組数ではない。
※シニア・グランドシニアD級競技会で即日昇級したノービス選手→ポイント付与なし。
但し、同日行なわれるノービス・D級(S・GS)共に出場しノービス競技会で昇級しD級競技会でポイント付与される成績を納めた場合は、ポイント付与となる。
アマチュア降級規定 | ||
---|---|---|
級 | 摘要事項 | 降級時期 |
A級→B級 | (1) 選手権で準決勝に 1 回も入賞しなかったとき。 | 年度末 |
B級→C級 | (1) B級競技会及び上位級競技会で 1 回も最終予選の成績がおさめられなかったとき。 | 年度末 |
C級→D級 | (1) C級競技会及び上位級競技会で一次予選を 1 回も通過しなかったとき。(2) C級競技会及び上位級競技会に 4 回出場しなかったとき。 | 年度末 |
D級→E級 | (1) D級競技会で一次予選を 2 回通過しなかったとき。 | 年度末 |
(2) D級競技会に 5 回出場しなかったとき。 | ||
E級→F級 | (1) E 級競技会に 1 回と E 級競技会及び上位級競技会の組み合わせで最低 2 回以上出場していなかったとき。 | 年度末 |
F級→抹消 | (1) F級競技会に 1 回と F 級競技会及び上位級競技会の組み合わせで最低 2 回以上出場していなかったとき。 | 年度末 |
シニア、グランドシニア降級規定 | ||
---|---|---|
級 | 摘要事項 | 降級時期 |
A級→B級 | (1) 選手権で準決勝に 1 回も入賞しなかったとき。 | 年度末 |
B級→C級 | (1) B級競技会及び上位級競技会で一次予選を 2 回通過しなかったとき。(2) B級競技会及び上位級競技会で 1 回も最終予選の成績が収められなかったとき。 | 年度末 |
C級→D級 | (1) C級競技会及び上位級競技会で一次予選を 1 回も通過しなかったとき。(2) C級競技会及び上位級競技会に 2 回出場しなかったとき。 | 年度末 |
D級→抹消 | (1) D級競技会及び上位級競技会で一次予選を 1 回も通過しなかったとき。(2) D級競技会に 2 回出場しなかったとき。 | 年度末 |
プロフェッショナル昇級規定
A級に昇級
- B級競技会で前期・後期それぞれ 1~3 位に 1 回ずつ入賞したとき。
- B級競技会で決勝(1~6 位)に 2 回入賞し、上位級競技会で決勝(1~6 位)に 1 回入賞したとき、もしくは準決勝に 2 回入賞したとき。
- B級競技会で決勝(1~6 位)に 1 回入賞し、上位級競技会で決勝(1~6 位)に 1 回と準決勝に 1 回入賞したとき、もしくは上位級競技会で準決勝に 3 回入賞したとき。
A級を維持
- 原則として準決勝 2 回とする。東部日本ボールルームダンス連盟の選手権の準々決勝を設ける事によって準々決勝 2 回で準決勝と同等の扱いをする。
B級に昇級
- C級競技会で 1~3 位に 1 回入賞したとき。年度末昇級。
- C級競技会で決勝(1~6 位)に 1 回入賞し、C級競技会で準決勝に 1 回入賞したとき、もしくは上位級競技会で準決勝に 1 回入賞したとき。
- 上位級競技会で決勝(1~6 位)に 1 回入賞したとき。
B級を維持
- B級競技会及び上位級競技会で 1 回も最終予選の成績がおさめられなかったとき。
C級に昇級
- D級競技会で 1 位に 1 回入賞したとき。即日昇級。
- D級競技会で決勝(1~6 位)に 2 回入賞したとき。
- D級競技会で準決勝に 2 回入賞し、決勝(1~6 位)に 1 回入賞したとき。
- D級競技会で準決勝に 4 回入賞したとき。
- D級競技会で準決勝に 1 回入賞し、上位級競技会で準決勝に 1 回入賞したとき。
- 上位級競技会で決勝(1~6 位)に 1 回入賞したとき。
C級を維持
- C級競技会で 1 回も最終予選の成績がおさめられなかったとき。
- C級競技会で一次予選を 2 回通過しなかったとき。
- 上位級競技会で一次予選を 1 回も通過しなかったとき。
D級に昇級
- ノービス昇級規定に準じる。
D級を維持
- D級競技会に 3 回出場しなかったとき。
- D級↓抹消:D級競技会に 3 回出場しなかったとき。
プロ昇級規定 | ||
---|---|---|
級 | 適用事項 | 昇級時期 |
A級←B級 | (1) B級競技会で前期・後期それぞれ 1~3 位に 1 回ずつ入賞したとき。 | 年度末 |
(2) B級競技会で決勝(1~6 位)に 2 回入賞し、上位級競技会で決勝(1~6 位)に 1 回入賞したとき、もしくは準決勝に 2 回入賞したとき。 | ||
(3) B級競技会で決勝(1~6 位)に 1 回入賞し、上位級競技会で決勝(1~6 位)に 1 回と準決勝に 1 回入賞したとき、もしくは上位級競技会で準決勝に 3 回入賞したとき。 | ||
B級←C級 | (1) C級競技会で 1~3 位に 1 回入賞したとき。 | 年度末 |
(2) C級競技会で決勝(1~6 位)に 1 回入賞し、C級競技会で準決勝に 1 回入賞したとき、もしくは上位級競技会で準決勝に 1 回入賞したとき。 | 年度末 | |
(3) 上位級競技会で決勝(1~6 位)に 1 回入賞したとき。 | ||
C級←D級 | (1) D級競技会で 1 位に 1 回入賞したとき。 | 即 日 |
(2) D級競技会で決勝(1~6 位)に 2 回入賞したとき。 | 年度末 | |
(3) D級競技会で準決勝に 2 回入賞し、決勝(1~6 位)に 1 回入賞したとき。 | ||
(4) D級競技会で準決勝に 4 回入賞したとき。 | ||
(5) D級競技会で準決勝に 1 回入賞し、上位級競技会で準決勝に 1 回入賞したとき。 | ||
(6) 上位級競技会で決勝(1~6 位)に 1 回入賞したとき。 | ||
プロ降級規定 | ||
---|---|---|
級 | 摘要事項 | 降級時期 |
A級↓B級 | (1) 別表参考 ※印 | 年度末 |
(原則として準決勝 2 回とする。) | ||
東部日本ボールルームダンス連盟の選手権の準々決勝を設ける事によって準々決勝 2 回で準決勝と同等の扱いをする。 | ||
B級↓C級 | (1) B級競技会及び上位級競技会で 1 回も最終予選の成績がおさめられなかったとき。 | 年度末 |
C級↓D級 | (1) C級競技会で 1 回も最終予選の成績がおさめられなかったとき。 | 年度末 |
(2) C級競技会で一次予選を 2 回通過しなかったとき。 | ||
(3) 上位級競技会で一次予選を 1 回も通過しなかったとき。 | ||
D級↓抹消 | (1) D級競技会に 3 回出場しなかったとき。 | 年度末 |
(注) 全日本選抜選手権は決勝、準決勝は単科競技なので総合成績でポイントを決める。
ムーアカップは単科で降級規定に係わっているので上位の成績をポイントとする。
A級 参考得点表
1 | 2 |
33点 | 32点 |
2の32点は最小維持ポイントです。
※別表降級規定
(イ) 33、32得点者(引退者、降級者を除く)は3回(3競技年)を限度とし
3回目競技年度末を持って引退、又はB級降級、どちらかを選択する。※上記は昇降級会議において判定され理事会を経由し選手に通達される。注)3回(競技年)は連続とは限らない。
(ロ) 32得点に満たない場合は1競技年度で降級する。
(ハ) A級選手は東部日本選手権・東京ダンスグランプリ・全関東選手権に一度も
出場していない場合は降級とする。(SA級は免除)
別表 A級 ポイント表
A級 ポイント表 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
A級 ポイント | 全日本選抜 | 日本インター | JBDF カップ全日本 | 東京DG | 全国国民 | ジャパンT | 東部日本 |
決 勝 | 35P | 35P | 35P | 23P | 17P | 17P | 19P |
準 決 勝 | 20P | 20P | 20P | 20P | |||
準々決勝 | 17P | 17P | 17P | 17P | × | 8P | 8P |
表の引用元:一般社団法人日本ボールダンス連盟 昇降級規定
まとめ
いかがでしたでしょうか。
アマチュア東部は、関東甲信越ブロックの競技会にも出場することが出来ます。ランクもリンクしており東部の1ランク上(東部D級→関東甲信越C級)になります。関東甲信越ブロックは東部の競技会よりレベルが低く、比較的楽です。競技会会場が東部の東京、神奈川より不便な場所が多いですが持ち級維持するには挑戦する価値は有ると思います。上位の級では、神奈川選手権が維持しやすいと言われています。ラウンド数が少なかったり、フリーパスの予選が有ったりでうまく行けば一度予選を通れば維持できるかもしれません。
プロフェショナルの場合は神奈川選手権が楽と言われます(アマと同じ)。もう一つ11月に行われる全沖縄ダンス選手権大会です、出場すれば維持と言われております。
今回の動画
スローフォックストロットとルンバ
引用元:Arunas Bizokas – Katusha Demidova, USA, 1/4 Slow Foxtrot DANCESPORT.RU
引用元:Kirill Belorukov – Polina Teleshova, RUS | Disney 2017 – WDC Pro Cup LAT – F R Marius Mutin
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