2025年の日本ダンススポーツ連盟(JDSF)における各級の昇降基準について解説します。
JDSF 日本ダンス連盟での競技ダンスでランクを維持したり昇級したりするには、一般級やシニア級の仕組みをうまく活用することがポイントです。
でも、「どうすれば効率よくランクを維持できるの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
このブログでは、一般級とシニア級のつながりを活かしたランク維持のコツや、シニア競技会での戦略について、わかりやすく解説しています。
さらに、競技会に出場し続けることで掴めるチャンスについてもお伝えします。競技ダンスでステップアップを目指している方は、ぜひ読んでみてください!
一般級別競技各級昇降規定
3級からA級まで各級の昇級、降級の条件です。
下位級から2級に昇級:3級戦に出場し最終予選に残る成績を得たとき 。即日認定。
2級から降級へ:2級以下登録選手の降級はないものとする。
下位級から1級に昇級:2級以下の登録選手が2級戦に出場し、エントリー組数の20%以内の順位を得たとき(端数切り上げ)最大12位まで。1月1日昇級。
1級から2級へ:1級又は上位級競技で、年間1回も1次予選を通過出来なかったとき。1月1日
下位級からD級に昇級:1級以下の登録選手が1級戦に出場し、エントリー組数の 20%以内の順位を得たとき(端数切り上げ)最大6位まで。1月1日昇級。
:ノービスから D級へ:ノービス戦においてエントリー組数の 20%以内の順位を得たとき(端数切り上げ)最大6位まで 即日昇級
D級から1級へ:次の①、②の何れにも該当しない場合 1月1日
① 年間を通じて、D級又は上位級において、最低2回1次予選を通過。
② 年間を通じて、D級競技に5回以上出場し、 シニアⅠ,Ⅱ,Ⅲ,ⅣいずれかのC級以上に、昇級またはこれを維持。
下位級からC級に昇級:D級以下の登録選手がD級戦以上に出場し、エントリー組数の 10%以内(端数切り上げ最大6位まで)の成績を年度内2回獲得したとき。1月1日昇級。
C級からD級へ:次の①、②の何れにも該当しない場合 1月1日
① 年間を通じて、C級又は上位級において、最低2回1次予選を通過
② 年間を通じて、C級競技に5回以上出場し、シニアⅠ,Ⅱ,Ⅲ,ⅣいずれかのB級以上に、昇級またはこれを維持。
下位級からB級に昇級:C級以下の登録選手がC級戦以上に出場し、エントリー組数の 10%以内(端数切り上げ最大6位まで)の成績を年度内2回獲得したとき。1月1日昇級。
B級からC級へ:次の①、②、③の何れにも該当しない場合 1月1日
① 年間を通じてB級又は上位級における準決勝入賞 (60組以上エントリーの場合、最終予選進出)
② 年間を通じてA級競技における1次予選2回通過
③ 年間を通じてB級競技に5回以上出場し、 シニアⅠ,Ⅱ,Ⅲ,ⅣいずれかのA級に、昇級またはこれを維持。
下位級からA級に昇級:B級以下の登録選手がB級戦又はA級戦に出場し、エントリー組数の 10%以内(端数切り上げ最大6位まで)の成績を年度内2回獲得したとき。1月1日昇級。
A級からB級へ:次の①、②、③、④の何れにも該当しない場合
① 年間を通じてJDSF全国メイン競技会以外のA級競技(JA)における 決勝(6位以内)入賞。 注1、注3
② 年間を通じてJDSF全国メイン競技会(IA)の準決勝入賞 または、1次予選2回通過。 注2、注3
③ 年間を通じてエントリー組数30組以上のA級競技における 準決勝5回入賞
④ 年間を通じてA級競技に5回以上出場(但し1次予選を1回以上通過)し、 シニアⅠ、ⅡいずれかのA級に、昇級またはこれを維持
注1: エントリー組数が15組未満の場合は上位40%端数切り捨て最低1組とする同点の場合は、同点の全組が対象となる。
注2: エントリー組数は問わないものとする。
注3: JDSF全国メイン競技会とは、JDSFが毎年度発表するJDSF公認全国メイン競技会とする。
引用元:公益社団法人日本ダンススポーツ連盟(JDSF)2025年 競 技 関 連 規 程 集

シニア系競技昇降級規定
有権者からシニア各D級へ: シニア各D級戦において最終予選に残る成績を得たとき 1月1日
シニア各D級 へ :各D級の降級は無いものとする。
下位級から シニア各C級へ: シニア各D級以下の選手がD級戦において、エントリー組数の 20%以内(端数切り上げ)の成績を得たとき。最大12位まで 1月1日
シニア各C級からシニア各D級へ:各C級及び上位級戦で、年間1回も1次予選を通過出来なかった場合 。1月1日
下位級からシニア各B級へ:シニア各D級以下の選手がD級戦において、エントリー組数の
20%以内(端数切り上げ)の成績を得たとき。最大12位まで 1月1日
シニア各B級からシニア各C級へ :各B級及び上位級戦で、年間1回も1次予選を通過出来なかった場合 1月1日
下級からシニアA級へ :シニア各B級以下の選手がA級戦又はB級戦において、エントリー組数の 10%以内(端数切り上げ)の成績を得たとき。最大6位まで 1月1日
シニア各A級からシニア各B級へ:各A級戦で、年間通して1回も準決勝に入賞出来なかった場合 (エントリー組数が30組未満場合は上位40%端数切り上げ、 最低1組とする。同点の場合は同点の全組が対象となる。) 1月1日
注1: 有権者とは、選手登録が完了し、各年齢条件に該当したものをいう。
注2: 年齢条件に達した有権者が該当するシニア競技に出場する初年度の場合は、持ち級は無級であり,どの級にでも出場できる。ただし、翌競技年度に持ち級が決定した場合は下位級戦に出場できない
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一般級とシニア級のリンクを活用する
一般級でランク維持が難しい場合でも、シニアの年齢に達していればシニア系競技会で昇級又は維持していれば一般級の維持が可能です。
例えば、シニア競技で一定の条件を満たす必要があります。
A級を維持:年間を通じて、A級競技に5回以上出場(但し1次予選を1回以上通過)し、 シニアⅠ、ⅡいずれかのA級に、昇級またはこれを維持。
B級を維持:年間を通じて、B級競技に5回以上出場し、 シニアⅠ,Ⅱ,Ⅲ,ⅣいずれかのA級に、昇級またはこれを維持。
C級を維持:年間を通じて、C級競技に5回以上出場し、 シニアⅠ,Ⅱ,Ⅲ,ⅣいずれかのB級以上に、昇級またはこれを維持。
D級を維持:年間を通じて、D級競技に5回以上出場し、 シニアⅠ,Ⅱ,Ⅲ,ⅣいずれかのC級以上に、昇級またはこれを維持。
このリンクをうまく利用して、自分に合った方法でランク維持を目指しましょう。
シニアⅠは厳しいが、シニアⅡ以降はチャンスが広がる
シニアⅠの競技会は試合数が少なく、さらにレベルが非常に高いため、年齢がシニアⅡに達していない場合は厳しい戦いになることがあります。
一方で、シニアⅡやⅢでは出場組数が少ない競技会では、昇級できる組数も限られることがあります。しかし、その分競技会によってはラッキーな状況が生まれることもあります。
ラッキーな競技会に出場するためには継続が大事
同じ日に他の会場で同じ持ち級の競技会が開催されている場合、実力のあるカップルが別会場に出場していることもあり、自分たちにとって有利な状況になる可能性があります。
ただし、そのようなラッキーな競技会に巡り合うためには、とにかく出場し続けることが重要です。諦めずに挑戦し続ければ、チャンスはきっと訪れるでしょう。
公益社団法人日本ダンススポーツ連盟(JDSF )
こちらのサイトから競技会の情報が確認できます。
今回の動画
ワルツとパソドブレ
引用元:ENGLISH WALTZ | Borisov – Rubina | FINAL | Professional Ballroom | Kremlin Cup 2024 | 4K
引用元:PASODOBLE | Pavel Povalyaev – Daria Chentsova | Professional Latin | Kremlin Cup 2024 | 4K
社交ダンス ファイナリスト
ダンス衣装に石を貼り付ける時に最適な、ボンドとツールの紹介です。
ダンス衣装に石を貼り付ける場合に適切なボンドとツールを使用することが重要です。石をしっかりと固定するためには、接着力が強く柔軟性に富んでいるボンドを選ぶことが大切です。また、石を正確に貼り付けるためには、ピンセットやワックスペンなどの細かい作業に適したツールを使用することが望ましいです。
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